念願の大覚寺さんです。
今回は、膝丸を見る計画をたてて嵐山へ。
また、限定御朱印帳の第二弾頒布と重なったのでその旅のレポートです。
一言レポート
大覚寺で膝丸を見てきた!
— ないな (@poponainai) 2016年11月4日
抱いた感想キャプションのとおりだったのはじめてかも。あわい映りが虹がかった景色を思わせる。直刃調の小丁子の足感よいなにより、肌がつんでいることに驚き。鋒の刃にそう大丸。腰元のスタイリッシュな反りっぷり。あわさが魅力かも。一歩引いて見よう!#とうらぶ男子 pic.twitter.com/qQveV3jF1d
まとめ
- 虹がかった映りが美しい膝丸の魅力を説明書きのとおりにとらえることができた
- 無事に膝丸の御朱印帳を頂戴し、大覚寺の空間を心置きなく堪能した
- 旅の途中でフォロワーさんと出会う幸運に恵まれながら嵐山を1日中楽しんだ
特別名宝展 旧嵯峨御所 大覚寺の名宝 「大覚寺のみほとけ」
平成28年10/7~12/5
までの秋の寺内行事。展示品の詳細はこちら(※PDF)。
愛染明王像などの"みほとけ"といっしょに薄緑(膝丸)が展示。
今回の目的はもちろんこの膝丸です。
限定御朱印帳「銘刀 膝丸」第二弾
膝丸の御朱印帳は第一弾が好評で第二弾も検討とTwitterでも告知。
この情報を聞いて楽しみにしていたところ運良く旅行当日と頒布時期が重なりました。
これはいい機会と思い、確実に入手するために大覚寺に行くことを優先したルートを今回は採用です。
どうやって嵐山に行くの?
京都です。最寄り駅はいくつかありますが、どれもJR京都駅からだと電車で約1時間かかるのでご注意。
阪急嵐山だと渡月橋近辺からのスタートですが大覚寺までは徒歩30分。
四条からのバスや嵐電もあり、うまく観光ルートを計画したいですね。
大覚寺や嵐山にはお得なセット券もあります
拝観料は大人500円。今回の宝物館込は800円でした。
嵐山に一日いる人には、以後紹介する他のお寺とのセット券もオススメです。
京都駅に戻る人や嵐電を使う人は1日切符も採用検討ですね。
当日
修学旅行以来の嵐山なのでとてもワクワクしました。
渡月橋から散歩しつつ清凉寺を参拝してからの大覚寺。お昼は老舗店の湯豆腐。
そのあと、フォロワーさんに教えてもらったルートをたどっての1日中嵐山な日となりました。
渡月橋
阪急嵐山駅到着を選択。大覚寺までは徒歩30分以上ある徒歩中心ルートです。
北へと歩き出すと渡月橋が早速お出迎え。
11月初旬の紅葉はわずかでしたが、橋周りの景色を十分に楽しみました。
修学旅行の思い出の場所へ
嵐電の嵐山駅や天龍寺を横目に歩いていると、見たことのある売店を発見。
目にした瞬間、完全に当時豆腐を食べた店であることを思い出して向かうと、そこが竹林の道の入り口でした。
懐かしさを胸に抱きながら歩いていると野宮神社です。
珍しい黒鳥居を拝んで寄り道も終えて元の入り口へ。
なつかしい。
語彙力ふっとぶ仏様の力を目の当たりにした清涼寺
朝早く出発したので、気持ちのいい時間帯はお寺と仏様。
あの源氏物語の光源氏が造営したと伝わる清涼寺。
仁王門を通り抜けると境内からお経の声が聞こえてきました。
本堂入り口へ。このとき、宝物展示をやっていることを初めて知り、本堂霊宝館共通券(700円)を購入。
そのまま国宝の赤栴檀の釈迦如来とご対面。
しんとした静けさの中で迎える立派さに自然と頭がさがります。
本堂北のお庭がすばらしい
渡り廊下の空間がなんともいえない演出。
奥の弁天堂には紅葉混じりのお庭が開けていました。
本番は11月限定の霊宝館だった
ついでのつもりだったんですよ。
ところが、仏様の概念変わる圧倒差を目の当たりしました
一目見て頭を自然と下げざるを得ない畏敬の象徴の数々。
国宝の棲霞寺の弥陀三尊で心がキレイキレイ。
是非、時期を狙って欲しいです。ずっと見つめていられます。
そして、仏様の臓器の胎内仏が。
いよいよ大覚寺
徒歩15分程度で、目的の大覚寺へ。
共通券を購入して、急ぎ、御朱印帳をと思ったら入り口の売店ではなく奥の五大堂とのこと。
はやる気持ちを抑え、膝丸クリアファイルをゲットして境内を周ります。広い。
無事に御朱印はゲット
ここで、フォロワーさんから声をかけてもらえるうれしい出会い。
念願の膝丸の御朱印帳をゲットしたときのことでした。
このあと、タイムライン上でも現地でもいろんなかたが集まっていることを知るのですよね。
大沢池(おおさわのいけ)が見事ですね。
宝物館で膝丸
嵯峨菊を見ながら境内をぐるっと回ったら宝物館へ。
膝丸は展示の真ん中に上から見下ろせる角度で展示。
ここでもフォロワーさんと一声かわす出会いもありつつ、たっぷり観賞です。
太刀 銘 □忠 (膝丸・薄緑)
- カマス鋒っぽい
- 小鋒に近い
- 大丸に見える
- 鋒付近の樋の締まり方は角ばってる
- その付近が霞がかった刃文でよい
- 色が薄い
- 銘が□忠だが、国にも見えないこともない。あとは伝来まかせ
- 直刃調だが物打付近は小丁子感ある
- 映りのあわさが魅力的
- つんでる。はだ、つんでるよね。
境内をもう一度まわったら次は清涼寺に戻ってお昼ごはんです。
清涼寺 竹仙の湯豆腐
京都で湯豆腐を頂いたことがなかったのでこの機会にと奮発で老舗の竹仙さん。
やさしいお味でお庭を見ながら最後のデザートまでのんびり食を楽しみました
この店もフォロワーさんに教えて頂きました。
ここからはてくてくと嵐山の奥へ
大覚寺の共通券が使えるエリアを周ることを抑えていたので周ります。
バス、一度も使っていません。ずっと徒歩です。
よって、1時間以上歩ける人じゃないとオススメできないルートですね。
祇園寺
大覚寺との併用割引券な祇園寺。
源氏平家のゆかりの地が多いですね。
苔の景色がたまらなく、ぼーっと過ごした至福の時間でした。
滝口寺
お隣の滝口寺では、このルートを教えていただいたフォロワーさんとばったり遭遇。
お手製の顕現それもマステ!というステキな刀剣男士をお借りし撮影する許可を得て思い出に一枚。
普段、刀剣遠征のブログを書かれていてお写真もステキなので、ぜひサイトへ。
とある審神者の本丸
檀林寺 -> 一夢庵 -> 證安院
お向かいの檀林寺で倶利伽羅龍の木彫りの彫り物の見事さ拝見と和紙の御朱印。
あの、一夢庵さんの本店がこちらにあるので羊羹も購入。まんば。
来た道を戻って證安院でかわいい御朱印をいただきました。
二尊院 -> 茶屋で休憩 -> 落柿舎(らくししゃ) -> 厭離庵(えんりあん)
楽しみにしていた二尊院の小倉大納言は閉店時間。
肩落として近くの茶屋で休憩していると、そのお店がまた別のフォロワーさんと同じ店だったとの報告で笑顔に。
残りの時間を使って落柿舎です。
嵐山の観光のラストは落柿舎(らくししゃ)。一句読みましょうのつくり。昔の人はこういう石碑に書いた詩を読んで、想いを馳せたり、時空を超えて想像力を見えないものを見る力を鍛えていたんでしょーなー。ただ、柿マップはシュールすぎでは! pic.twitter.com/zR2DwVO4Jf
— ないな (@poponainai) 2016年11月4日
一句詠むための空間を時間を超えて感じることができた旅の締め。
御朱印とお庭がすばらしいとその場で受付の人に教えてもらった厭離庵は時間切れでした。
また来たときの楽しみが増えたということですね。
夜の竹林の道を楽しんで渡月橋へ
旅も終わりです。
フォロワーさんのおかげで大変楽しい濃い1日でした。
さいごに
ゲンジウォーカーすごすぎる。なんだこのすごさは。全部現地で写真をとってまとめたな尊敬しかないです。
— ないな (@poponainai) 2016年9月13日
大覚寺行く時に、他にどこを回ろうか嵐山方面の京都は久々で困っていたので、モデルコースの滝口寺とかによって行こうかなと思います! pic.twitter.com/8PgyHL1llN
ゲンジウォーカー。この一冊が嵐山を楽しむことができた一冊となりました。
大変、お世話になりました。
この日は、膝丸を見て御朱印帳もゲットして嵐山を楽しんでの楽しい1日でした。