陸奥守吉行ことむっちゃんを見るためにキョーハクへ。
今回はコラボ週間で描き下ろしクリアファイルを貰えるとのことで狙ってみました。
一言レポート
キョーハクで坂本龍馬展。むっちゃんの刀とパネルを拝んできた。刀は聞いてたとおりで頑張ったけど刃文見えないライティングだったなー。他の刀はちゃんと見えるので刀派にもオススメ。国広の典型(金筋だらけ)や後期兼元らしい三本杉とか見れるし。龍馬の筆は自由自在!楽しいぞ。#とうらぶ男子 pic.twitter.com/poGufylfrG
— ないな (@poponainai) 2016年11月5日
まとめ
- 陸奥守吉行は刃文の拳形丁子を見極めるのが難しかった
- 坂本龍馬関連の古文書はどれも幕末の激動を伝えるに十分な興味深い展示で図録が重い
- 秀次公を悼む瑞泉寺の公開展示は心を痛める悲しさとそれを見守る救いに満ちていた
没後150年 坂本龍馬
坂本龍馬づくしの大変めずらしい展示でした。
出品一覧(※PDF)より、前後期あわせて200展を超えます。
キョーハクでの会期は、2016/10/15〜11/27
でした。
「刀剣乱舞DAY」特製クリアファイルプレゼント【各日先着500名】
4日間限定(11/3~11/6)で入場先着で描き下ろしのクリアファイルをプレゼント。
タイミングよくこの週に展示を見に行く予定だったので朝早く並んでみることに。
また、等身大パネルも展示とのことなのでコラボを楽しんで来ることにしました。
平成28年度「第52回京都非公開文化財特別公開」開催
非公開だったものが特別に短期間だけ公開されることが多々ある京都。
今回は、真田丸人気もあって瑞泉寺「秀次公縁起」が注目されました。
なんと、100年ぶりの寺宝展。初公開ものも多くこれは、行くしかないですね。
準備
京都の京都国立博物館。
キョーハクの場所は問題ないですよね。行きやすいと思います。
お隣が骨喰藤四郎を保有する豊国神社さんなのでお忘れなく。
当日
初日(祝日)は8:00で200人の行列と聞いていましたので朝早い出発です。
目的はこの展示だったので、心ゆくまで堪能。その後、豊国神社さんによってお昼ごはん。
落ち着いた時間に瑞泉寺の特別公開によってから京都をあとにしました。
キョーハクの行列とクリアファイル
土曜日で8:00すぎに列に並ぶことにしましたがすでに150人はいました。
9:15の開門までぞろぞろと人は増えていき、単純計算でも300人はいたと思います。
開門後は、人数区切りながらチケット購入者も配慮でした。
無事にクリアファイルはゲットです。
これは、もらう価値ありますね。
音声ガイドを借りてのんびり展示を楽しむ
中に入ると3Fからのスタート。1Fの特別展示まで一方通行に見る人の流れが作られていました。
つまり、さっさと動けば1Fの本命の刀を見ることができるわけですね。
私は音声ガイドをたよりに前列の行列を避けながら後列で見ましたが混雑は途切れませんでしたね。
展示感想
陸奥守吉行は20分ほど並べば前列で拝見できますが、刃文を見極めるのが難しく姿を目に焼き付けました。
古文書の勉強を個人的にしていた身としては、龍馬の手紙から伝わるやさしさが読んでいて楽しかったです。
お手紙だけでこの国を思う志にジーンとくるし、親しい女性らにはふりがな多めで冗談混じりなのがやさしい。
龍馬じゃなくて、龍ってサインなんですよ。
おりょうさんには、士(サムライ)とふってあげたり、
おとめ姉さんには新婚旅行内容を報告したり、ちゃんと愚痴を聞いてあげたりと男でした。
帰るときにパネルを拝んでお昼ごはんを逃す勢いで3時間程度たっぷり観賞。
おみやげコーナーで坂本龍馬エピソードの本とか買ってみたりもしました。
めちゃくちゃ重い図録は旅路にはきつかったですが、持って帰るのが楽しみでしたね。
お隣の豊国神社さん
和婚の華やかな雰囲気でした。
キョーハクはお隣の豊国神社さんへ。ここはいいよのー。参拝して御朱印。
— ないな (@poponainai) 2016年11月5日
Twitter情報どおりの近況にほくほく。 pic.twitter.com/HklNEUfQ2j
お参りして御朱印を頂いていつものようにこの空間を楽しみました。
いいところです。
お昼は茶そば
祇園都路里で教えていただいた豆乳抹茶そば。酒かすと柚子胡椒が効いてて体の芯からあったまる。暑い日だけど。セットで甘味も。美味しかったし、ほっとしたー。疲れがふっとぶね。 pic.twitter.com/Iyk4uJKyaA
— ないな (@poponainai) 2016年11月5日
辻利と祇園都路里は違う。
そんな京都観光者丸出し感を出しながらも行列の祇園都路里で豆乳抹茶そばです。
こちらも教えていただいた情報をもとにもぐもぐ満足。
秀次公を祀る瑞泉寺は救いの地
瑞泉寺へ。秀次公のエピソードがあまりにもかわいそうな結末。
ただ、テンションの下がった頭を上げればここがその思いを組んだ瑞泉寺だなーと気づけて救われました。
公式ブログに展示内容のほぼすべてを解説してくださっているのでご参考に。
真田丸クラスタ向けということで行ってきた秀次公を祀る瑞泉寺だったが、なんとも悲しさに満ちた展示物たちだった。当時の様子が伝わる史料が悲しくてなー。瑞泉寺という救いがあってよかったなと。
— ないな (@poponainai) 2016年11月5日
ただ、きてよかった。 pic.twitter.com/PaM5flft0x
展示にはお刀も。
上段の刀は刃文がうっすら見えるので、いつか研がれたらと願います。
錆も時代の産物ですが、刀は磨かれてほしいですね。
その中でも悲しい詩
⚫︎処刑十七番 お美屋の前 十三歳(側室「一の御台」の息女)
— 中川学 (@co_kobo) 2016年11月4日
おもはずも君のおともに 候するにつけて
秋といへば まだいろならぬ うらはまで
さそひゆくらん しで(死出)の やまみち
中で写真は取れませんが、公式のかたより。これが1番ガツンときました。
山と秋の葉のうつろいにかけてまだ人生半ばさを感じます。
他の人も運筆を目でなぞると、最後のはねる部分がなんか未練感ありましたね。
おかえり
物悲しさを胸に秘めつつの帰路となりました。
おわりに
数珠丸、膝丸を見てからの今回の陸奥守吉行でした。
見事な刀剣づくしの3日間は楽しかったです。
この11月は刀剣遠征のためのような月で後半もまた西へと向かうのでした。