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#とうらぶ男子

男が刀剣乱舞にはまった。ゲームをきっかけに博物館へ刀剣を見に行ったり、関連する土地に足を運んでみたり

信濃藤四郎を見に鶴岡に行ってきた話~山形編~

今回は、信濃藤四郎を見に致道博物館に行ってきました。
山形ですね。
夜行バス往復という初めての強攻策で1日楽しんできました。

一言レポート


まとめ

  • 信濃藤四郎は「青く澄む」の評判どおり、健全な地刃の魅力にすいこまれた
  • 致道博物館や荘内神社を中心とした刀剣乱舞コラボの空気を存分に楽しむことができた
  • 羽黒三山は頂上から降りるだけでも1時間以上かかったので体力のある人向き

SAMURAIの美 出羽庄内藩酒井家ゆかりの名品

致道博物館さんで、刀剣展示が開催で信濃藤四郎が展示。
国宝の太刀2振や武具・刀剣など豪華な展示となっております。
2016/10/1~10/30まで。

コラボ情報で盛り上がる致道博物館周辺

致道博物館のTwitterが盛り上げてくださり、様々な情報を配信。
致博・とうらぶコラボグッズ展開や、荘内神社でのパネル展示
グッズもランチトートやクリアファイルです。

どこに行けばいいの?

山形です。それも海岸部よりの鶴岡。
今回の展示をきっかけに細かいアクセス情報を掲載してくださっているので公式を参考に。
周辺は、鶴岡市立加茂水族館羽黒山が有名。


当日

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今回は、夜行バスです。
その日の夜まで能楽見てたのですが、そのまま上野駅前(迷って焦った)より出発です。
到着は、鶴岡のホテル前。朝5:30からのスタートでした。

庄内交通の夜行バスを活用する

庄内交通の夜行バス「夕陽号」はオトクな割引がセットでついてきます。
降車時に合わせてこの券を頂いて、東京第一ホテル鶴岡スパ・サウナ スオーミを利用。
朝から温泉ですよ。夜行バスとの組み合わせバッチリですね。

東京第一ホテル鶴岡で朝食バイキングの後に出発

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その後、同割引を同ホテルで利用してお得に朝ごはん。
お風呂とご飯でリフレッシュができたので、元気な状態で今回の目的地を目指します。

荘内神社を散歩

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8:00頃到着。
御朱印の時間を見計らいながら、あたりを散策。
特に境内の中の写真の許可を頂けたことに感動しました。

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白虎、青龍、朱雀に玄武が天井の四隅に隠れていますね。この奥行がまたいい。

今日も元気にいってみよう!

参拝後は、信濃藤四郎とまずはパネルでご対面。
大事にされている感じが伝わってきます。

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時間にあわせて御朱印を頂いたらグルッと回りながら近くの致道博物館へ向かいます。

致道博物館の展示を楽しむ

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想像以上にエリアとして広くいろんな展示物を楽しむことができました。
なかでも、 旧西田川郡役所酒井氏庭園は圧巻でしたね。

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コラボグッズもたくさん

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美術展覧会場1Fでコラボグッズの販売です。
記念撮影もできますね。ここでは、クリアファイルをゲットです。
今振り返るともっと買ってもよかったなーって思いますね。

いざ、刀剣展示で信濃藤四郎

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2階へ。こちらの100円で売っている展示目録+パンフレットの解説が秀逸です。
当日はここを見ずにひたすら実物を観賞してスケッチとってメモしました。
気になった刀剣の感想をここでは書きなぐります。写真撮影は禁止。

刀剣観賞感想

  • 11 太刀 銘 光(鑿長光)
    • 銘の光るの真ん中の線が長くて印象的
    • これが、鑿(のみ)長光というらしい。おもしろい!
    • 板目のつんでいる姿が見えた
    • 物打手前にとくに刃中の沸が強い部分があって印象的
    • 根本の身幅の幅が目立つなーとの記録
  • 20 短刀 無銘 伝左国弘
    • 小サ刀拵が付属でこれが珍しくて魅せ鞘らしい(刃より長い)
    • 根本が映りっぽいの見える
    • 小のたれだけど刃文が楔型のように尖った箇所いくつか(小互の目かな)
    • 身幅広いな
    • 目釘孔の真ん中のへこみが印象的
    • 肌だつ板目
  • 22 短刀 銘 吉光(名物信濃藤四郎)
    • 上からのぞいたけど厚みある
    • 吉光の銘は、似ているものがなかった「口」の左上が開く閉じ方
    • 健全。とにかく健全。
    • 刃文は見分けようとしたが直刃に見えてしまう(本当は動きあるはず)
    • 青白さは鋒から物打にかけて確かに感じた
    • 30分近くとにかくじーっと目に焼き付けた。それぐらい魅力的だった。
    • 観賞難易度高いってメモが残っている。これは、健全すぎて見極めが大変と感じる
  • 15 国宝 太刀 銘 真光
    • 茎がキラキラ
    • 板目つんでるのがよくわかる。肌がキレイ。
    • 映りは見えるね
    • 地景かなってぐらい板目にそってぐっと沸の強さを感じる箇所が根本にあり
    • 肌がとにかくいい
    • はばきが妙にでかい。樋にそってはばきの上をへこませるようにとおっている
    • 身幅も広い
    • これは見応えあった
  • 17 太刀 銘 一 金象嵌 銘 袖の雪
    • 今回のイチオシ。国宝2振を差し置いて、完全に好みだった。
    • まとめ:小鋒に小さい帽子がかわいいのにふんばりある腰元で茎が妙に長いバランス
    • 棟に梵字が際立つ
    • 小峰の小切先の小帽子っていいたい感じの先端が非常に好み
    • 肌の光の照らしがキレイでうつりも見える
    • 直刃調に小乱れかな
    • ふんばりがきいてるので妙に長い茎とあいまった腰元のが急カーブがドリフト感ある
    • 肌は光の照らし具合がすばらしく魅力的
  • 18 刀 銘 伝為遠
    • 肌立ちはこれが一番目だった。大板目でいいのでは。
    • 解説今読んだら、在銘は少ないそうな
  • 13 国宝 太刀 銘 信房作
    • これ、特徴がありすぎて
    • ただ、あんまり好みの方ではないなーという感覚。真光のほうが好き。
    • 古刀らしい雉子股形の茎
    • 映りあるよね。しかもその付近が妙に白い
    • 刃文のゆらぎがいい。これは、沸の螺旋と言いたい。
  • 12 槍 銘 三条吉広(号 瓶通し)
    • フォルム。根本のフォルムが最高にひきしまっていい。
    • 柾目が目立つ箇所がいいよね
    • 真ん中、赤く塗っているあの槍の特徴?ってなんだろうね

コラボランチを堪能する

致道博物館を散策後、おひるごはんです。
致道博物館の信濃藤四郎コラボで暫欣亭さんへ。


ここで、天候が悪ければ近場で済ませて加茂水族館
晴れていたら山の刀剣狙いと考えていたので、山を目指しました。

羽黒山は行くまでが大変

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さきほどのお店から歩いたところにあるバス停(南銀座)でとりあえず山行きにと待機。
このの時刻表に、ですよねー。
タイミングをうまくあわせて、少し曖昧な情報でいきなり山頂を目指します。

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これは、帰りのバスも心配だなー。
徒歩5分ほどで、目的の「銘月山刀剣」展へ。

羽黒山山頂で月山の展示を見る


ここでも刀剣ですよ。
仏像もよかったのですが今回は刀剣目的の感想。
こちらも写真撮影禁止ですね。

人間国宝 月山貞一作刀」と「銘月山刀剣」展

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いただいた目録はこちら。リンク先にも一覧はあります。
なかでも印象的だったやつを。

感想


  • 4 太刀 月山 重要美術品
    • なんと、解説より月山在銘刀の最古だそうです
    • と、こ、ろ、が。肝心の銘が見えない!
    • え?在銘だよね?とめっちゃ探しましたが本当にわかりませんでした。
    • 刃に迫る綾杉肌が初期はこんな感じなのかと想像できておもしろかったです。
    • 1の現代のくっきり綾杉肌(いつも見るタイプ)とはまた違った趣ですね
  • 5 太刀 月山
    • これが、ものすごいよかった。これを見るためだけの価値はあったといえるぐらいに。
    • 反りがよい。ほんとよい。
    • 鋒もユニーク。ふくらかれる。小鎬が急なのがおもしろい。
    • 厚くて重そう
    • 綾杉肌がとにかく激しい。鎬にせまるどころか刃中にもはみ出している。
    • こんな綾杉肌見たことない。全部綾杉肌って言いたいぐらい。
    • 刃中に砂流の変化も見えて銘の月山の目釘孔をよけるようなちょこんと感もおもしろかった
    • 価値あり。今まで見た月山で一番好きかもしれない

出羽三山神社を散策

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このまま頂上のバスに戻ってもいいのですが、時間があると見て下山を選択。
ついでに出羽三山神社の境内を散歩です。
山中にある空間に満ち足りた気分で、そのまま降りようとしたところからが大変でした。

まさかの節操の筋肉が試されるコース


1時間以上、ひたすら降りるだけ。無心に近い心境。
登る人には、こんにちはあと少しですと挨拶をかけつつ下山。
ある意味で楽しかったのですが、これなら水族館では!

国宝 羽黒山五重塔


途中でご対面。最上義満が一番最近修理したそうです。
この建造物自体、1000年ほど前のようですし、ほんと不思議な山でした。
白山神社日枝神社厳島神社などの分社あり神と仏が明治までは残っていたり。

帰りのバスの本数の少なさになげく

f:id:poponainai:20161101022629p:plain ようやくたどり着いたと思ったら帰りのバスは、最終便の17:30。
タイミング悪く50分ぐらい待ちましたが、もうへとへとですね。さすがに。
18:00ぐらいに鶴岡駅に戻った頃には辺りが真っ暗でした。

居酒屋 堂道さんで旅のしめくくり


コスパ良さそうな純米酒の竹の鶴を選んでちびちび。
お酒はあたりでしたねー。
お料理もおいしかったので、また来たらここがいいなー。

夜もふけて歩く夜道は夜行バスの帰り道

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いつもと違って人生初めての往復夜行バス。
もうすることなさすぎて、バス停まで40分歩いちゃいました。
が、21:30出発だと。完全に手前の酒田駅の時刻表で来てしまって、持て余しちゃいましたね。

時間を間違えてファミレスでまちぼうけ

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近くのスーパーで芋煮専用食料が売っていたのがハイライト。
大量の日本酒の地元酒がさすがだなとと、エースコックがなぜか人気でした。
それでも時間が余ったのでファミレスで時間をつぶしつつ無事にバスにのっておかえりです。


おわりに

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信濃藤四郎。言葉では言い表せないぐらいものすごい魅力的な刀剣でした。
これは、来年展示されたらまた行くって決めつけるぐらい魅力的な刀剣であり魅力的な鶴岡。
次は加茂水族館にいってみたいですね。