仙台へも旅をしておりました。
仙台市や仙台駅中心で遠征するのは初めて。
もちろん、温泉につかりつつも刀中心の伊達家を意識した楽しい旅でした。
まとめ
二代目のひっかけまんばちゃん
行くぜー。二代目ひっかけまんばちゃん。フォロワーのサキさんのご厚意でお預かりしました。旅に連れて行くぞ。よろしくな。 pic.twitter.com/QdAFPOwORh
— ないな (@poponainai) 2017年11月2日
実は、前回の遠征でいつもお供にしていたひっかけまんばちゃんを無くしてしまいました。
正直、泣きましたね。悲しすぎて。
そこをフォローいただき二代目と今は旅をしております。大事にしよう。
仙台遠征編
仙台駅へ。仙台市をぐるぐる回ろうとする旅は実は初めて。
初るーぷる仙台です。
まずは念願の再建された瑞宝殿。
宝物館の打刀の鐔のでかさももちろんよかったんだけど、お近くのお寺の空気が特によかったです。
家紋の組み合わせが興奮しますね。
お昼を抜いて楽しんでしまった遠征あるあるのまま念願のお刀へ。
仙台市博物館で伊達政宗生誕450年記念。圧巻の約200ある政宗関係の資料。刀は宇佐美長光がイチオシ。あのつみで見せる肌立ちの立体感。横で見ていた子供のとおりでギザギザじゃなくてふわふわしてるー!に完全同意。そう、それが長船。そして光忠のくせに近いと感じて大変好み。#とうらぶ男子 pic.twitter.com/okQiuARPJ3
— ないな (@poponainai) 2017年11月3日
鎺国行は大磨上なのに全長が90cmもあって驚きました。刃長も刃長は72.1cm。
ライトが届いてないのでしゃがまないと刃文が見えないし肌も見えづらいのが残念。
はばきに行の字。背面に回って裏に国を確認。湯走り状と尖刃混じりに色味は国行っぽいかな。
政宗はローマ法王に当てた複製の手紙の精美さと普段の書状や側室や衆道に当てた
段々とした文字を見て、政宗は和歌を歌うように書いたのかもと感じました。
とにかく多くて楽しい展示ですね。常設展の存在を忘れるほどに。
狩野左京筆はパッと見で狩野とわかる筆。書状もひらがなのものは楽しめました。
政宗のレ点の大胆さには爆笑。政宗の書状は見ていて楽しくてツッコミがいがあります。
書状の中だと一期一振のセリフの太閤の辞世の句を読めたのがうれしかったですね。
宇佐美長光は本当によかった
あの肌の特徴さはなかなかお目にかかれない。
それでいてつんでいることもよくわかる鍛えです。
こちらは、完璧な展示配置で棟の肌よくわかるし色味もわかる。
いい鉄の時の備前の色してると感じる。
横からのぞいて厚みもわかるし、姿のバランスも好み。
今まで見た長光でもだいぶ好き。
漫画:河北新報掲載「独眼竜政宗」
仙台市博物館でSNSもOKなあのWEB漫画にもなっているマンガ独眼竜政宗の展示が。
唯一接写禁止の箇所を見ると、伊達の家紋をできるだけオリジナル要素から
リスペクトした雀の竹紋の話がよかったです。
まだマンガも全部読んでないから続き読みたいしまだ連載中と教えてもらいました。
登れ登れ
空腹の城攻めはこたえますね。
展示終了後にそのまま散策です。
そして、登り切ればそこにあの伊達政宗像が!
ここから急にバスが混み出している情報を聞いて、目的地へ行くのにあせります。
大崎八幡宮になんとか間に合い御朱印を頂きつつ参拝。
そして七五三シーズンなので華やかでしたね。雰囲気が。
勝利を祈願します。
目的地で参拝したらダッシュするように下る階段。
乗りたいバスに間に合わない可能性があったので急遽電車へ移動。
かけにでたけど乗れました。単線なんだなーと感想を抱く間もなく汗だくでさらに急ぎます。
なぜなら、1日2本しかないバスにこれから乗ることができるか挑戦権獲得状態。
ここから宿泊予定の温泉地へ向かわないといけないからです。
仙台駅に戻ることができたのですが、案の定、到着してバスがわからず。
あと10分となったところで、周りに助けを求めました。
このとき、バス亭の落とし物預かり所のようなところでおじさんに親切に道を教えてもらいました。
おかげで間に合いました。道を教えてくれたおっちゃんありがとう!温泉です。
温泉で一泊
肉くって温泉つかって、明日も旅を満喫だ!ここの温泉は効きます。
去年来た所なんですよね。
温泉につかって寝て明日を迎えます。
朝起きて眠気のあるまま温泉浸かってまた寝るといいと書いてたから実践したけど最高でした。
これお肉焼いて余熱であっためるアレだよなーと思いながら。
さて、今日も旅に出よう。
去年と同じく鳴門御殿湯にお世話になったのでした。
湯治場は安いのに温泉が良質でありがたい。ごはんは自炊してねのルール。
秘湯の位置付けみたいだけど、温泉番付では西の別府八湯に東の鳴子御殿湯。
鳴まんとか甘酒で朝ごはんを済ませました。
水がとにかくおいしくてゴクゴク飲んでしまう土地です。
山の水はミネラル豊富なんだろうなと想像がわきます。
中鉢美術館で本質に触れる
中鉢美術館でじっくり刀剣鑑賞。朝はコーヒーを頂きつつ館長とお話。
行平と安綱好きの主張から舞草や奥州の刀の歴史で盛り上がりました。
実はまだ大倶利伽羅のときの展示が残っていて村正や大左に真田の正宗等を鑑賞。
イチオシは箱乱れで皆焼の村正。11/7から写真OKの常設展示だったので
舞草や閉寂(ふさちか)を目に焼き付けてあとにしました。
お土産の冊子。刀剣の歴史の最新の研究はここ東北の地にあり。
行平と安綱が好きなんですという話をしたらいいところをついてると
館長さんにお褒めいただき、パネル展示にないレクチャーを頂いたのでした。
刀は歴史を挟むととたんに全てが繋がっているという観点をいただいたので視野が広がりました。
奥州、京都、そして熊本。行平の研究記事読んでおります。
廻鮮寿司 塩釜港
お昼は今回は豪華にお寿司。中トロに生ぶどうエビに真ダイに全部おいしい。
三陸の寿司はうまいなーまんばちゃんと舌鼓です。
今日はひがしもののマグロがなかったけどまた食べたいお店。
これ来たらまた行くなー。おすすめ。
鹽竈神社博物館で刀剣を見れないとは考えてなかった
初めてのパターン。そう、休館日です。まさまさかの出来事でした。
鹽竈神社博物館は11/1〜11/10まで工事中でお休みなのでした。
しかーーーし!中の人にお聞きしたら図録販売はOKもらえたので念願の図録を3冊ゲットだー。 ありがとう!鹽竈神社博物館。 なお、正月から1/21まで宝物館の刀剣展示を常設とは違う形でするらしく ホームページをチェックだ!思わずスケジュールを確認したぜ。
というわけで、お目当ての図録をすべて購入できたのでまた来たときの楽しみにとしておきます。
階段を上ると鹽竈神社。
地元の人に愛されている空気をひしと感じます。
歩く人とすれ違うたび思う心地よさ。愛おしい気持ちになるいいところ。
これで、すべてやりきったのですが気合いをいれて日本三景松島リベンジ。
円通院で夜間ライトアップ
円通院庭園は紅葉の夜間ライトアップの有名どころみたいで本当に人が多かったです。
ほぼ、撮影大会でしたね。
松島紅葉ライトアップ2017でした!
牛タンを食べなきゃ文字通り帰れない
霜柱買わなきゃと売り切れを予約注文して牛タンコーナーの行列へ。間に合うはず。
おいしい。ところが。
すみません新幹線あと5分なんです!という情けない声で会計が早く終わる始末。
時間がギリギリなのででした。牛タンのために並んだこの時間。
美味しく頂きつつも早く食べなきゃいけない状況はクリア。
しかし会計混んでいて間一髪という危機でした。
店から新幹線が近くて本当によかったです。
自由席ないことに気がついてなくて、乗り遅れたら一巻の終わりだったんですよね。
そのぶんうまかった!というわけで、仙台の旅おしまいです。
今回も仙台の旅を満喫
るーぷる仙台まわったし美味しいもの食べたし満足。
今回の旅はしました。刀もたくさん見たし、コミュニケーション全開でしたね。
おっちゃんに道教わる。夜間紅葉の混み具合から店で切符売り場教わる。
会計迅速会話。博物館では閉館なのに図録購入。館長の専属解説。
仙台はあったけえ。また来る!
おわりに
仙台の旅は思い出深かったですね。
約3週間後に注文していた霜柱が届いて食しましたが、おしかったです。
こんなにも繊細で壊れそう飴とは思わなかったので贅沢な味でした。