今回の遠征は福岡県です。
とうらぶ界隈でも一二を争う人気の長谷部こと、へし切り長谷部。
そして、日本号。この豪華な顔ぶれを見るために福岡市博物館を中心に観光してきました。
まとめ
- 長谷部は皆焼が見事な凛々しい刀だった。さすが国宝。
- 日本号は圧倒的。一見の価値ありな存在感。
- 福岡のごはんは相変わらずおいしい。おみやげは如水庵さんで。
福岡市博物館とは
福岡市にまつわる歴史を中心に常設展示と企画展示を行っております。
SNSやブログでの情報配信が積極的でインターネット上で情報をつかみやすい博物館ですね。
常設展示は、歴史の教科書でも出てくる有名な金印や福岡の歴史を古代から近代までたどることができます。
黒田家名宝展示―官兵衛ゆかりの資料展示―
※ 長谷部の展示期間に、ご注意。以下、リンク先より引用。
「圧切長谷部」平成28年1月5日(火)~1月31日(日)
今回の特別展示は、黒田家にまつわる名宝の数々を見ることができます。
その中に、へし切長谷部が展示されます。毎年、冬季限定公開だとか。今回はそれが目的。
ちなみに、日本号は、企画展示室で毎日展示されています。
諸注意
- 公式情報を参考にしましょう
準備
今回は、一泊二日。
初日はホテルに泊まり、夜は博多ラーメンを食して、朝を待ちました。
開館時間の9:30にあわせて、出発ですが、あいにくの雨と記録的な雪の天候となりました。
移動はバスか地下鉄+徒歩です
- バス(西鉄バス)
- 観光地にピンポイント
- 本数は多そう
- バス停で待つときは、冬の寒空と戦うことに
- 地下鉄(空港線)
- 駅から観光地へ歩く距離が必ず10分前後かかってしまい雨天も厳しい
- 本数は10分以内に1本で確実に時間通りに来る
- 地下は外よりあったかい
今回は地下鉄で移動することを決めました。
ホテルに泊まるかたは、バスや観光地の情報は入り口で無料配布しているので参考にするとよいと思います。
もちろん、バスも1日券があります。
※ こんな冊子が観光情報とともにおいてますよ。お得なクーポン券があることも
エコちかきっぷ
毎週土・日と祝日は地下鉄1日乗車券が520円!
とのことでしたので選択。
結果的には、お得に周ることができました。
平日だと、こちらですね。620円です。
ちなみに、この券を博物館で見せると50円引きになるのでちょっぴりお得です!
下記に当日のルートまとめましたが、
私の場合は、地下鉄料金だけだと、1080円のルートでしたので、1日券はお得でした。
当日ルートまとめ
時刻 | ルート | 料金 |
---|---|---|
8:30 | ホテル -> 博多駅 | 徒歩 |
9:00 | 博多 ->西新 | 地下鉄:260円 |
9:30 | 西新 -> 元寇神社 -> 福岡市博物館 | 徒歩 |
12:30 | 福岡市博物館 満喫 | 観覧料150円(割引)、おみやげ(プライスレス) |
13:30 | おひるごはん | (豪華) |
14:00 | 西新 -> 大濠公園 -> 福岡城跡 | 地下鉄:200円 + 徒歩 |
14:30 | 福岡城跡 -> 天守台 | 徒歩 |
15:00 | 天守台-> 鴻臚館跡展示館 | 徒歩。展示館は、土日は無料。 |
15:30 | 鴻臚館跡展示館 -> 三の丸スクウェア 如水館 | 徒歩。カフェ:500円 |
16:00 | 大濠公園 -> 祇園(福岡) -> 櫛田神社 | 地下鉄:260円, 博多歴史館:300円 |
17:00 | 祇園(福岡) -> 博多 -> 夕食 | 地下鉄:100円, ちょい飲みとおみやげ |
18:00 | 博多 -> 福岡空港(地下鉄) | 260円 |
19:30 | 福岡空港 | 飛行機で帰路 |
当日
ホテルは博多駅を最寄り駅としましたので、8:30頃に出発です。
日本号ポスターは売り切れと聞いていたので、がっかりしつつも朝は日本号を食べてスタートです。
朝は如水庵さんのどら焼き日本号と、福岡限定なマンハッタン(高カロリー)で軽く朝食。 pic.twitter.com/n8FzH6NWNp
— ないな (@poponainai) 2016, 1月 22
ホテル -> 博多駅 -> 西新 / 9:00
福岡市博物館を目指します。西新が最寄り駅になります。
このあたりは、特に迷わないですね。
空港線で福岡空港と逆ルートに行けばとりあえず、西新に着くというイメージです。
西新 -> 元寇神社 -> 福岡市博物館 / 9:30頃
雨でしたが早めについたなと思い、元寇神社によってみました。
以下は、その寄り道ルートです。
寄り道せずにサザエさん通りを使えば、福岡市博物館へは15分弱ですね。
見てなるほどーで終わりでしたが、一応、残しているのが面白いなと感じました。
博物館の外で待つの?中で待つの?
福岡市博物館は今回の行列対策に正面階段登り場に諸注意を記載。
先に館内の展示全て見ることができる観覧券を2Fで販売。
購入後、企画展示室から伸びる行列に並べば、長谷部と日本号を近距離で拝めます。
外ではなくて中で並びます。2Fです。 pic.twitter.com/90buMBe8fG
— ないな (@poponainai) January 23, 2016
中です!9:30より前から、入り口は空いてます。
外で待つと思った私は、9:20頃につきましたが、そのまま中に入って行列とご対面しました。
行列待機
まっさきに行列に並びそのまま観覧しましたが、先にロッカールームを利用したほうがいいですね(後述)。
観覧券を購入後、私は行列が50人ぐらいいる折り返しのキャプションの場所で待ちました。
9:30ギリギリでこれなので、土日はもっと早くに行くほうがいいかもしれません。
このように、行列にあわせて先に実物以外のものは写真をとっておきましょうという気遣いですね。
行列対策になれた博物館側の対応はすばらしかったと思います。
長谷部と日本号とご対面
25分ほど行列に並んでご対面です。
まず日本号
とにかく猛々しくも美しい。
彫り物の見事さもそうですが、先端から終端までとにかく優美。
これこそ実物を見てくださいという代物ですね。
後に後列で座りつつゆっくりと全体を鑑賞しました。
そして長谷部
この時代の特徴をすべてワンセットにしている!というのがはじめの感想でした。
皆焼が特徴なわけですが、お見事なつくりですよね。すごいわーって関心してました。
こちらこそ、間近でそれも上下に屈伸しつつ見ないと、刃文の特徴が見きれないので注意ですね。
後列からだと、その特徴がつかみにくいので是非、前列で。
同・企画展示室も見どころあり
黒田家にまつわる代物の数々は、同じ部屋にいくつか展示されているので拝見することができます。
企画展示室は4つにわかれており、企画展示室2が今回の黒田記念室になります。
常設展示室と特別展示室Aへ
2階は、金印のある常設展示室と特別展示室A/Bが2つあり、同じ観覧券で見ることができます。
常設展では鴻朧館、貝原益軒などのキーワードは気になり、鴻朧館にはあとで寄ることにしました。
常設展示は、はじめの金印ですべてをもってかれますけどね。十分楽しめる内容です(広すぎる)。
福岡市博物館 満喫 / ~ 12:30頃
3時間見る予定でしたので、だいたいそれを目安に満足するまで鑑賞することができました。
よーし満足した。再入場で並ばなくても後列から見ることは可能だった。じっくり目に焼き付けることできたし、ミュージアムショプで図録買ったし、お昼にする。 pic.twitter.com/fKJ14vjqEV
— ないな (@poponainai) January 23, 2016
30分ぐらい、長谷部と日本号を後列で眺めておりました。
単眼鏡(マルチモノキュラー)があると、後列からでも彫り物の詳細が見れてホクホクしておりました。
おみやげを購入して博物館をあとにしました。
ロッカールームは先に使いましょう
遠征ネタ。福岡市博物館は、ロッカーに利用率が妙に低かった(12:30で50%目視)。これは、情報が伝わってないからだと思う。入り口は二つ。正面からなら、左手のミュージアムショップを背に右へ。東から入った人は通り道にありますよ。 pic.twitter.com/WVkFi2Uery
— ないな (@poponainai) January 23, 2016
お昼は会席料理で舌鼓 / ~ 13:30頃
この日はこの時間帯から雪がちらほら。
博物館の東の入り口すぐそこの近場に、お手頃な会席料理があるとのことで行ってきましたが正解でした
梅の花 百道店 (うめのはな) - 西新/豆腐料理・湯葉料理 [食べログ]
豆腐料理、パフェおいしかった。
西新 -> 大濠公園 -> 福岡城跡 / ~ 14:00頃
さあ、福岡城跡へ出発です。
福岡城跡 -> 天守台 / ~ 14:30頃
けっこう歩くし迷うんですよね。
拡大地図を写真におさめましたが、ぐるぐるするつもりで行ったほうがいいです。
景色はいいですけど、天気はちょうど雨がやみはじめで助かったなーというだけでめちゃくちゃ寒かったです。
ここから鴻朧館を目指しましたが、お城らしく迷ってぐるぐるしながらの到着です。
天守台 -> 鴻臚館跡展示館 / ~ 15:00頃
福岡市博物館の常設展示でも気になっていた鴻臚館跡展示館。
この2,30年で掘り起こされ現在も発掘中のようですが、なかなか歴史的におもしろい場所でした。
福岡の人もあまり知らない鴻臚館跡展示館。鴻臚館の歴史を語るおっちゃんに耳をかたむけていた。 pic.twitter.com/hqEiBLKuQK
— ないな (@poponainai) January 23, 2016
鴻臚館跡展示館 -> 三の丸スクウェア 如水館 / ~ 15:30頃
最寄り駅を目指すように戻れば、必ず途中の道で見える三の丸スクウェア。
先に進むとぽつんと専用の建物があり、お城のことや歴史のこと少し解説のパネル展示。
そして、如水館さんのカフェがあり、生菓子を堪能することができます。
三の丸スクウェアの如水庵でお抹茶と生菓子で暖をとる。ホッとした。次、行ってみよー。 pic.twitter.com/z6OVMgDfdV
— ないな (@poponainai) January 23, 2016
大濠公園 -> 祇園(福岡) -> 櫛田神社 / ~ 16:00頃
山笠で有名な櫛田神社です。
こちらは、地図がなくても大丈夫ですね。
今までの歩き一辺倒と違い、駅から近めの神社になります。
この神社の目的は山笠もそうですが、刀剣ですよ刀剣!
境内に博多歴史館があり、刀剣が展示されているのです。それも7振!
こちらのブログで名だたる刀剣があることを知り、だれもいないなかずーっと一人で刀剣を眺めておりました。
櫛田神社の博多歴史館最高かよ。平安、鎌倉、江戸の刀剣飾られていてどれもよい。三池典太光世作と伝わる太刀が古刀らしい尊さ。左文字の祖である西蓮法師国吉作の太刀。めっちゃきれそうな行平。どれも堪能したー。
— ないな (@poponainai) January 23, 2016
これがもう最高でしたね。ひとつひとつレビューしたいのですが、長くなるので割愛します。
ただ、天下五剣の大典太光世の三世に関係のある作刀なのかな?と心惹かれる古刀はステキでしたねー。
帰路 / 17:00 ~ 19:00
あとは、その足で博多駅に行って、ごまさばや、いかのお造りを堪能しました。
おみやげもおさえて、空港へ。
その日は、記録的な雪でしたが、無事に帰ることができました (19:00頃出発)。
飛行機豆知識
- 今回のように悪天候が原因の場合は、先の便に乗り換え可能です
- 私は、2時間早めの便に変更して無事に帰ることができました
- 高いと思われる飛行機ですが、先得を利用しましょう
- 私は、JALを使いましたが、行きも帰りも3ヶ月ほど前の先行予約でしたのでお高い中でもお得でした
東京 - 福岡なら、7,900円からなんて日もありますね。
平日(月曜日は避けましょう)行ける方は狙うのもありかと。
参考にした情報
おみやげと食べもんのはほとんど、江雪左文字の福岡遠征ガイド さんを参考にしました。
togetter.com
今回のルートは とうらぶ日和さんのこのルートをほぼなぞった形です。
情報が丁寧ですごく参考になりました。
toulovebiyori.blog.fc2.com
おみやげ
- 如水庵さん一択でしょう
福岡は、私にとっては、なじみのある土地で何度か行っていてそれなりに名物を食べていたので、
日本号のどら焼きが売っていたこちらを推薦したいです。
店頭で、インターネットで人気と書かれてましたが、審神者がということですね。わかります。
おわりに
長谷部と日本号を見るために、けっこう歩くプラン(今回も15000歩以上)でしたが、楽しかったです。
すでに、人気なことと、インターネット上で情報がだいぶまわっておりますが、
この情報が、参考になれば幸いです。
主命とあらば、また行きたいと思います!